震災から1年

あの日から一年以上が過ぎました。

震災の時、助けてくれて ありがとうございます。と
お礼を伝えに 某金融機関の部長様が御来店下さいました。

 

『被災して 全ての電子機器がシャットダウン。

暗闇の仕事場の中、キャンドルを受け取り、その灯りで仕事が出来ました。

とても助かりました。ありがとう』

 

あの日710candleにて、キャンドル無料配布しています。と放送して下さったFMいるか様。
そして、そのラジオ局に投稿して下さったリスナーの方々、本当にありがとうございます!

 

 

あの時を振り返ると、ただ 無心でした。

 

 

停電が続いた数日間
きっかけをくれたのは、当日お店が入っていた大三坂ビルヂング2階にオフィスを構える金谷貴明さん。

『お客様がキャンドルを求めに来ているよ。』と教えてくれて まずはスタッフの庭田さんが駆けつけてくれた。

 

 

その後、私も 生徒さんも スタッフも 友人達まで応援に来てくれた。
そして 金谷さんまで。

 

みんな、キャンドルを作ったり説明書を切ったり渡したり、本当にありがとう!

 

 

お店の作品を無料でどんどん渡して、すぐに足りなくなって
お店の原材料も底をつき始め。

 

本当は御法度と言われる、ガスコンロで お店の作品も溶かし
小さいけど 安定して 安全なキャンドルを作ろうと心掛け、250個以上無料配布ました。

 

 

 

 

元々蔵でお店をやっていたので、真っ暗な店内。
時には口に懐中電灯を加え、あちこちに携帯のライトを置き 無心になって作りました。

作っては配り、作っては配り、雨の中 走り回ってご近所を駆け回りました。

 

 

 

ご近所のおばあちゃんが

『昨夜でろうそくも切れちゃって 電池も無いし 心細くて。近くのスーパーも閉まっちゃってるし。電車もバスも止まってしまって。段差も多い家で 転んで擦りむいて、トイレも怖くて。

でも このキャンドルがあれば、大丈夫ね。。心強いわ。。
本当にありがとう。本当に。。』

 

と、震える手で涙して手を握ってくれたのを思い出した。

 

 

 

 

また、SNSや携帯にも何度もご連絡を頂いた。

 

北斗市の山の中に両親が住んでいます。
どうか届けてくれませんか。

 

インスタで連絡をもらった人達へは、全員行った。
スタッフや友人たち。

遠方へ配ってくれてありがとう。

 

 

 

キャンドルの安全な使い方、灯し方を 一生懸命に伝えながら。とにかく配った。

それを見て、全国のキャンドル作家さんや、日本最大級のロウソクメーカー 国光産業さんが支援して下さった。

 

 

 

 

 

 

函館が落ち着き、その後は厚真町に行った。

 

なにか一つでも 力になりたかった。
少しでも子供達や大人が笑顔になってくれるなら。と通わせて頂いた。

厚真在住の友人ゴボウくんは、子供達を笑顔にしてくれていた。
思いっきり一緒に遊んで、彼の周りには笑顔がいっぱい咲いてた!
やっぱり、最高な男だ。

 

 

 

一緒に厚真町に行った仲間、物資支援して下さった方々、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きている。

私たちは、今 生きている。

ただ今を大切に 自分らしく生きよう。

 

 

日々に感謝しつつ
仕事頑張ります。

 

 

 

HOME